食ものがたり
ちくわについて
【沿革】ちくわの由来については、かまぼこと同様、判然としませんが室町時代の中頃、魚肉をすって竹にぬり、焼いて食べる料理法があり、それがちくわの起源ともいわれています。
幕末の頃には、吉田(今の豊橋)でちくわの生産がおこなわれ、製品の穴に塩をつめて信州方面へ出荷していたと言われてます。
その後、原料事情により、主産地が新潟地方をはじめとし各地へ移り、対象初期にアブラザメ漁獲の多い宮城県気仙沼で生産さ
れたものが東京に出荷され好評を博し、これが今日の焼ちくわの隆盛を招いたと言われています。


【特徴】北洋漁場で獲れるすけそうだらのすり身を主原料とし、これを練りあげて焼きます。
地方色が豊かで地方の名産品の中にはかまぼこより上質なものもあります。
生産地特性としては、東北地方のぼたん焼ちくわ・豊橋ちくわ・山陰の野焼ちくわ・九州のにぎりちくわなどがあり、製造工程・使用原料・味付け・形態等の面でそれぞれ特徴を持っています。


【全焼ちくわ】全焼ちくわとは、全体に焼き目を入れたタイプの竹輪です。焼き目を全面に入れる事で、風味豊かな仕上がりとなっています。



 学校給食で使いやすい、アレルギーフリーの冷凍ちくわです。

参考価格 規格 分類 直接食品に接する包材
50g×50本/4合 冷凍魚肉練り製品 ポリエチレン
 

 加熱してお召し上がりください。
 揚げる・煮る・焼くなど、メニューに合わせて調理お願いします。
使用原材料 原産地 構成比(%) アレルゲン対象原料 使用原材料 原産地 構成比(%) アレルゲン対象原料
魚肉 日本、アメリカ、他 47.38   加工でん粉   12.47  
でん粉   3.99   炭酸Ca   1.42  
植物油脂   2.24   調味料(アミノ酸)   0.72  
食塩   1.57     27.64  
はっ酵調味料   1.57          
砂糖   1.00   100.00
※原材料原産地については、原料事情により変更になる場合があります。
◎製品製造地 東京都(八王子)
試験成績証明書
品名:冷凍ちくわ全焼
栄養分析(100g当たり実測値)
証明書番号 18117021001-0101
生産者:日本水産(株)
エネルギー(kcal) たんぱく質(g) 脂質(g) 炭水化物(g) 食塩相当量(g) ミネラル ビタミン 食物繊維総量(g)
ナトリウム(mg) カルシウム(mg) マグネシウム(mg) リン(mg) 鉄(mg) 亜鉛(mg)
RE当量(μg)
B1(mg) B2(mg) C(mg)
153 9.7 3.5 20.7 2.16 852 623 10.9 57.4 0.26 0.21 9 0 0.02 0 0.5
生菌数 大腸菌群 黄色ブドウ球菌 サルモネラ
<300/g 陰性 陰性 陰性
*衛生状態は良好であり、かつ食品衛生法に定める成分規格に合致しています。
公益社団法人学校給食物資開発流通研究協会殿
2018年10月11日 当センターに提出された上記検体について分析試験した結果は上記のとおりです。
2018年10月30日
一般財団法人 日本食品分析センター
学流協生産会員
〒105-8676 東京都港区西新橋1-3-1 TEL:03(6206)7000
http://www.nissui.co.jp


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